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  • 株式会社(2014年09月26日)

    株式会社の「株式」って?:会社法について知っておきたいこと③

    「株式会社」というものの、「株式」とはなんのためにあるのでしょうか。その意味はよく知られていません。

     

    ◎株式は資金集めの手段になります。

    株式、株券を発行して会社が資金を集める仕組み、と認識されている方は多いかと思います。

    株式とは、会社の資金を集めるための仕組みをさします。

    借金で資金を集めた場合には、返す必要がありますが、株式で出資したお金は返す必要がありません。

    出資者となる株主は返ってこないお金を出資するわけですが、会社が利益を出した際の配当金を受け取る権利を得ることができます。

     

    このような株式を発行して、集めたお金を資本金にしているのが株式会社です。

    株主の権利や出資額を紙に記載したものが株券ですが、今では発行しないのが一般的です。

     

    ◎株式の売買のしくみとは

    不特定多数から資金を集めるためには、株式を上場する必要があります。

    言い換えれば、証券取引所を介して自社の株式を自由に誰でも売買できるようにすることになります。

     

    しかし、上場企業はごく一部で、ほとんどの会社は未上場企業です。

    未上場企業の場合でも、不特定多数ではなく決まった相手と合意の上で、株式を売買することができます。

    中小企業の多くは、会社設立の際に社長自らが出資者となる場合が多く、株式を売買したり新しく発行するケースは一般的ではありません。

     

    ◎株主は会社の所有者です

    株式会社では、経営者と出資者は基本的に別です。

    多くの中小企業は、社長自身が経営者であるとともに出資者であることが多いです。

    会社を所有しているのは、お金を出した出資者のものです。

    株式は会社を所有する権利ということができます。

    株主の権利は、まず会社の利益から配当金を受け取れます。

     

    会社の定款を作成する際に、株式の総数や出資者、株主ごとの権利の範囲などを定めることになっています。

    横浜会社設立ステーションでは、上記の最適な構成をヒアリングしながら定款を作成していきます。

    まずはぜひお気軽に横浜会社設立ステーションにお問合せください。

     

     

     

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