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社会保険労務(2014年09月14日)
キャリアアップ助成金の活用術
助成金は雇用の安定を目指す目的で設けられており、返済不要の支援金です。厚生労働省が予算を確保しています。
補助金とは違い、申請が受理されれば助成金受領の確率はかなり高いので、おすすめです。ただ、受給までに準備や時間が必要です。
最近では、非正規社員関連のキャリアアップ助成金に注目が集まっています。
これは有期契約労働者の雇用管理の改善を図る会社に対して助成がされるもので、・有期雇用を正規雇用または無期雇用に転換する制度等を規定し、
・転換した場合に、
一人につき20万円から50万円の奨励金を受けることができます。
以下に簡単に概要や受給までの流れをご紹介します。
ぜひ従業員の方の雇用形態の変更をご検討されている経営者の皆様は、ご活用ください。
【概要】
有期雇用の方を無期雇用の契約にすることで、計画実施の半年後に一人につき50万円の助成金を受領できます。別の条件での雇用変換も対象になります。
【大きな流れ】
1.キャリアアップ計画書を作成し、労働基準監督署に提出し承認を得る
2.就業規則を整備する
*それぞれの企業の実情に合った正しい就業規則を制定することが重要です。
3.キャリアアップ計画を実施する
4.支給申請を提出する
*検討を実施される段階で#1-#3のご準備を実施されることをお勧めします。
*初回の申請については、社会保険労務士に相談されることをお勧めします。
【ご参考情報】