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  • 個人事業主(2015年01月20日)

    1年目の経営をよりスムーズに行うために~資金繰りの考え方②

    「お金の回収ってしづらい」「お金の世界ってあまりきれいじゃないのでは」会社設立し事業を進めていくうえで、お金の話は避けては通れません。商品やサービスを提供し、お金をちゃんと回収する。あとでもめることを避けるためにも取引の最初からお金の話を考えることは重要です。

    1年目の経営をよりスムーズに行うために~資金繰りの考え方①

    で、資金繰り表を作成し、未来の取引を想定し対策をたてることが重要であることをお伝えしました。

    今回はその続きとして、資金繰り表を作成する際にキーとなる回収と支払いの条件についてご紹介します。

    ◎資金繰りを楽にするための秘訣 「回収は早め、支払いは遅め」

    売上代金の回収条件や仕入れ代金の支払い条件は、一度決めるとなかなか変更することが難しいです。後から変更をお願いすることで、資金的に危ないのかな?という余計な心配を取引先に与えてしまう可能性もあります。なにごとも最初が肝心!取引条件を決めるときに、資金繰りのシミュレーションをきちんと行ったうえで慎重に決定することが重要です。

    資金繰りを楽にするための秘訣は、「回収は早め、支払いは遅め」です!

    詳しく見ていきましょう。

     

    ◎回収条件のおさえどころ

    今回回収条件を考える必要があるケースは、

    ・都度請求方式:商品・サービスを販売する都度、請求書を発行し、代金を回収していく方法

    ・掛け売り方式:商品・サービスを販売するに当たり、1か月に一度締日を設け、その締日までの1か月についてまとめて請求書を発行し、一定の期日に代金を回収する方法

    上記のケースでは、販売した日にはお金が入ってきません。請求書を発行して何日あるいは、何か月後かに代金を回収する流れになります。この代金回収までの日数は取引先との交渉になります。支払い側が条件を指定してくるケースが一般的ですが、なるべく早く回収できるような条件にしましょう。

     

    会社を設立したばかりだと、お金がなにかと入用です。売上がそれほど大きくない時期に代金回収までに2か月・3か月かかるようであれば、資金がうまくまわせません。なんとか代金回収を短くしてもらいましょう!

    手形で受け取る場合を除いては、代金は翌月中に回収するのがポイントです。

     

     

     

     

     

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