-
セミナー(2015年02月10日)
中小企業庁の支援施策がわかりやすい動画で確認できます!②
アベノミクスの成長戦略として中小企業支援が大きく打ち出されています。それに伴い、今発表されている平成26年補正予算・平成27年予算でも中小企業、特に小規模事業者を支援する施策が多く発表されています。
補助金といったお金の投資といった支援だけでなく、経営相談などの専門家のサポートをしっかりうけながら融資支援も受けられるようなワンストップで身のある施策が多くなっているのが特徴です。
詳しくは、こちらをご参照ください。小規模事業者への支援施策について特に紹介しています。
中小企業庁の支援施策がわかりやすい動画で確認できます!①
http://start-yokohama.com/blog/?p=402
今回は中小企業庁の4つの柱のうちのひとつ。イノベーション促進、海外への販路開拓の施策をご紹介します。
◎イノベーション促進・販路開拓
アベノミクスの成長戦略の数値目標として、以下のものがあげられています。
①開業率を10%台へ引き上げ
②黒字の中小企業を倍増(70万社→140万社)
③新たに1万社の海外展開それぞれ具体的な支援政策を見ていきましょう。
①開業率を10%台へ引き上げ
開業に必要な資金が提供される環境が整っていないことが問題として挙げられています。
それを解決するために・創業費用に対する補助
・経営者保証に依存しない資金調達
などで支援していきます。融資を受けやすい環境を整えていくサポートが実施されるようです。
・創業費用に対する補助
創業費用に対する補助としては、創業促進補助金があります。
①創業費用の2/3を補助
上限;200万円 既存企業による「第2創業」も対象②創業を応援する方々にも補助
市町村と連携した経営相談、交流会等に2/3 補助
上限:1000万円動画あり!
【中小企業庁】創業・第二創業促進補助金
https://www.youtube.com/watch?v=qDNCeOvSHdk&feature=youtu.be
②黒字の中小企業を倍増(70万社→140万社)
黒字の中小企業を増やしていくためには、
企業の売り上げを伸ばす
コストを削減する
ことが大前提です。売り上げを伸ばすためには大胆な設備投資が必要なので、
・ものづくり補助金の拡充
・中小企業投資促進税制の上乗せ
といった形で支援します。ものづくり補助金の拡充では、
①試作品開発や生産プロセス改善に2/3補助
すでに1万社超が利用
②商業・サービス業にも対象拡大
③借り入れによる大規模設備投資にも補助を新設(上限:借入金1%相当)動画あり!
【中小企業庁】ものづくり・商業・サービス革新補助金
https://www.youtube.com/watch?v=oPqAAhznnDw&feature=youtu.be
中小投資促進税制の上乗せとしては、
生産性の向上等につながる設備への投資は、税制上さらに優遇措置が取られます。
①初年度100%償却
②税額控除の対象者と規模を拡大
資本金3000万円以下の中小企業は、設備投資額の10%税金を免除してもらえるというような拡充が行われています。③新たに1万社の海外展開
海外展開する中小企業の不安解消、販路開拓を積極的に支援します。
具体的には、
中小企業海外展開プラットフォーム
海外現地に専門家による相談窓口を設置
法務・労務の個別課題にも対応
といったことや、JAPANブランド補助金なども設置されています。
世界に通じるブランド確立のため、共同で行う商品開発や海外展示会出展の費用を2/3の補助があります。動画あり!
【中小企業庁】JAPANブランド育成支援事業
https://www.youtube.com/watch?v=1lD46-f7KMo&feature=youtu.be【中小企業庁】中小企業・小規模事業者海外展開戦略支援事業(海外展開支援)
https://www.youtube.com/watch?v=q-oNAz6d1Rw&feature=youtu.be
ご事業に合った施策をぜひ活用いただければと思います。
横浜会社設立ステーションの運営母体である西井会計事務所は経営革新等支援機関ですので、こういった補助金等の申請サポートも実施しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
◎ご参考情報
平成26年度補正予算案・平成27年度予算案 中小企業庁関連事業説明動画
https://www.mirasapo.jp/budget/estimate.html